リハビリテーションのご案内
- リハビリ
医療チーム、リハビリスタッフ、
そして豊かな自然が優しくサポートします。
当院のリハビリの理念
緑豊かなこの城南の地を中心に
安心の根を張り
笑顔の花を咲かせ
信頼の実を結ぶ
その方の心に寄り添った
リハビリテーションを提供します
当院のリハビリの基本方針
- 常に真摯な対応を心掛け、患者さま・ご家族の生き方や価値観を尊重し、退院後の生活や役割をイメージしながら共に決定したゴールに向かって、その方のペースに合わせた個別性のあるリハビリテーションを提供します。
- 常に知識・技術の研鑽に励み、より質の高いリハビリテーションの提供に努めます。
- 他職種との協働・連携を推進し、早期に社会及び生活への復帰ができるように努めます。
- 住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けることができるよう、リハビリテーションを通して患者さまを支え、地域の健康増進に貢献することを目指します。
- 生涯学習を意識し、人として、専門技術を有するプロとして、成長できるよう努めます。
- 医学の進歩や多様化する時代のニーズに対応できるような人材育成に努め、仲間を尊重し切磋琢磨する組織づくりを追求します。
当院のリハビリの特色
身体リハビリテーションと精神科リハビリテーションを柱に、脳神経外科・内科医、外科・整形外科医、精神科医など全診療科が連携し、患者さまに応じた個別性のある治療プログラムを作成。総合病院ならではの専門性を活かしたトータルなアプローチで、効果的なリハビリを提供します。
■ 当院のリハビリテーション項目
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
- 摂食機能療法
- 精神科作業療法
■ 段階に合わせたリハビリテーション
チームリハビリテーション
当院のリハビリは、要である医師がリーダーシップを発揮し、患者さま・ご家族を含めたチームの各メンバーが、共通の目的に向かって協働・連携します。多職種カンファレンスや回診、または実際のリハビリ現場等を通じて医師をはじめとした多職種で情報共有・検討を行い、患者さまにより最適なリハビリを提供します。中でも脳血管障害、パーキンソン病などの神経難病に特化した専門性の高いリハビリを実施しています。
医師は専門療法士にリハビリの方法・期間など細かな指示を行います。
■ 医療チームの一例
※構成メンバーは患者さまの状態に応ずる
心に寄り添い体の動きや脳の機能の回復、生活の質(QOL)の向上を目指し、70名を超える専門療法士が個別性のある治療プログラムに沿ってリハビリを提供します。
エクササイズマシン「バイオステップ」、レッドコード、懸架式トレッドミルなど充実した設備・機器を駆使し、より質の高いリハビリテーションを追求します。
バイオステップ
レッドコード
懸架式トレッドミル
■ 当院の主な設備・機器
- エクササイズマシン「バイオステップ」
- レッドコード
- 懸架式トレッドミル
- 有酸素運動機器「メデルゴ」
- バランス訓練装置「バランスコーダ」
- スープリュームビジョン
- 電気刺激装置IVES・電気刺激DRIVE
- バイタルスティムプラス
- 視線入力装置「miyasuku」
- 近赤外線治療器「スーパーライザー」
- 低周波治療器「スーパーテクトロン」
- 体成分分析装置「InBody」
- 上肢評価システム「ARAT」 など
「歩く」「その人らしく生きる」「口から食べる」をキーワードに、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各専門性に特化したリハビリテーションを実施。ご家族にも共通の目標をチームのメンバーとして、リハビリのサポートや介助方法の提案・指導を行います。また退院に向けて、近隣の福祉施設や介護保険事業所と連携を図り、その方らしい生活を送れるようサポートします。
理学療法士
- 「歩く」の専門職
かけがえのない日常を取り戻すため、重要な要素の一つとして“安全に歩ける・動ける能力の再獲得”があります。その点に一緒になって向き合う専門職です。専門知識を有した理学療法士が、最新の運動機器を活用しながら全身の状態や運動機能を評価・分析し、目標達成に向けた運動を無理なく継続できるよう最大限サポートします。また豊かな自然環境の中で季節のうつろいを感じながら、芝生や砂利道、坂道など、住み慣れた地域での生活を想定して歩く練習を行っていきます。
作業療法士
- 「その人らしく生きる」を支える専門職
「手に馴染む食器で朝食を味わう」「中庭で季節の草花を育てる」「同室の方とグランドゴルフを練習する」など、対象となる患者さまにとって個別的な目的や価値を持つ生活行為すべてを対象とする専門職です。専門知識を有した作業療法士が、その人らしさや人生観を大事にしながら心と体のリハビリを提供します。マヒの改善運動や身の回りの動作・家事、仕事、趣味活動の練習だけでなく、ご高齢の方には音楽療法や創作活動、昔ながらの生活道具を活用した回想法など、患者さまに寄り添いサポートします。
言語聴覚士
- 「食べる・会話する」ことの専門職
「家族の作った料理を食べたい」「長年の友人と話したい」など、生活で喜びや楽しみを感じる“食べる・会話する”能力を引き出す専門職です。患者さま・ご家族の笑顔のために日々研鑽に努めています。専門知識を有した言語聴覚士が口や喉の動き、姿勢や食事形態など細部まで丁寧に評価・分析し、発声発語器官の運動や社会生活を営むための表現手段の練習、ご家族への調理指導など様々な側面から援助いたします。また外食も楽しめるように、外出に同行し評価・訓練する支援も実施しております。