INTERVIEW職員インタビュー
特定・認定看護師室
看護師[2011年 入職]
保有資格 | 特定看護師/認定保健師
看護師としてのキャリアアップを目指せます。
Q1.
現在の仕事内容はなんですか?
認知症看護認定看護師として院内各病棟や法人内施設を横断的に回り認知症ケアを行い、患者様に寄り添った関わり方や環境について病棟スタッフと情報共有しながら看護に活かしています。他には認知症ケアチーム回診、カンファレンスではせん妄・BPSDに関するアセスメントの視点やケア内容の助言、院内外看護師や地域住民向けに開催される『認知症看護・ケア』に関する研修での講師を担当させていただいたり、たくさんのスタッフと連携しながら幅広い業務に携わっています。
Q2.
認定看護師・特定看護師を目指したきっかけは何ですか?
上司より「認定看護師を目指してみないか?」と声を掛けられたのがきっかけです。入職後4年が経ち自身のキャリアデザインを考えていた時期でした。日々進歩している医療に合わせたスキルアップと「強み」のある看護師になりたいと考えていた中で認知症認定看護師を目指すことにしました。働きながらの資格取得で苦労を感じる時もありましたが、研修費用の病院補助や勤務時間内の研修参加許可などの周りのサポートも有り資格取得できました。その後は学んだ事を実践に繋げる日々が続き、更に臨床推論能力や実践能力が求められる中自分に足りない物を強化したいと思い看護師特定行為研修を受けました。
Q3.
今後、特定看護師としてどのようなことをしていきたいたいですか?
患者さんにとって入院治療というライフイベントはとてもストレスの高いものですが、そのストレスを少しでも軽減し安心して治療が受けられるよう、認知症看護の基本である「その人らしさ」に着目し健康回復の為の支援に繋げたいと思っています。また、人生の終末期にあたる患者様にとっては「最後の時を一緒に過ごす人」として、医療的側面の強化はもちろん、家族のような暖かさを感じていただけるような対応力も身につけていきたいと思っています。
後輩へのメッセージ
自身のキャリアデザインと病院の求める看護師像が一致すれば、支援を受けながらキャリアアップが可能です。今は「どんな看護師になりたいか」イメージが湧かなくても、患者様との関わりを通して少しずつ感情が芽生え目指すものが明確になってくると思います。目の前の患者様との関わりは一期一会です。日々の関わりを大切にしながら、その方にとって良い看護を一緒に考え提供していきましょう。